巨人残り20試合でCS自力進出消滅…“唯一の光”戸郷「投手2冠」なら来季年俸いくらに?
残り20試合にして、巨人のクライマックスシリーズ(CS)の自力進出が消滅した。
3連敗中の巨人は2日、試合前まで甲子園球場17イニング無失点を続けていた戸郷翔征(22)が阪神戦に先発。七回まで無失点に抑えたが、八回に近本に適時三塁打を浴びるなど2点を失った。結局8回127球を投げて9安打8奪三振2失点。九回に巨人が同点に追い付いたため、戸郷に勝敗はつかなかった。
試合は延長十二回の末、引き分けで5位に転落。そんなボロボロの巨人で数少ない光明がこの戸郷である。今季は21試合に登板し、自己最多の11勝6敗、防御率2.76。リーグトップの12勝を挙げている阪神・青柳とは1勝差で、自身初の最多勝のタイトルも視野に入っている。
巨人の最多勝投手の最年少は、1969年の高橋一三(22勝)の23歳。22歳の戸郷が獲得すれば、最年少記録を更新する。2日現在、131奪三振はリーグトップ。投手2冠の可能性もある。高卒4年目の戸郷の今季年俸は4000万円だ。一体いくら上がるのか。さる球界関係者がこう言った。