新鋭・大西魁斗が初Vも最終日ギャラリー1088人…男子会場に観客が入らない異常事態
【フジサンケイクラシック】最終日
プロ19戦目の大西魁斗(23)が、2019年大会覇者の朴相賢(39)とのプレーオフを制してツアー初優勝を飾った。
「最後まで集中力を切らさずにプレーができた。距離の長いコースで勝てたのは自信になる」(大西)
ただ、プレーオフが行われた18番ホールのグリーン奥の観客はパラパラ。
それもそのはずで、最終日のギャラリー数は1088人だったからだ。
■わざわざカネを払ってまで…
「かつて川奈(静岡)で大会が5月に開催されていた時には春先のビッグ大会として知られ、尾崎将司、中嶋常幸、青木功という人気プロのプレーを一目見たいと多くのギャラリーが詰めかけた。ところが、今ではギャラリーがいたのか、というぐらい少ない。会場(山梨・富士桜)は首都圏から遠く、交通の便も悪い。よっぽどの人気選手がいなければ、わざわざカネを払ってまで見に行きたいと思わないのでしょう」(評論家・菅野徳雄氏)