渋野日向子らがいれば…“主役”不在「日本女子プロゴルフ選手権」の気になる視聴率
「高い数字で思い出すのは、やっぱり19年のリコーカップと21年の三菱です」と、ツアー関係者がこう続ける。
■シブコがいれば…
「19年リコーはこの最終戦、同年の全英に勝った渋野の賞金女王が懸かっていた。結局、4打差の2位で終わり、約750万円差で鈴木愛に女王の座を譲ったが、ファンの目をクギ付けにした。21年の三菱も、前年からのスイング改造で苦しんだ渋野がプレーオフで劇的なイーグルを奪い優勝。ファンを沸かせた。1打差でメジャー2勝目を逃した先月の全英女子は、日曜深夜の放送でも4%近い数字を記録した。渋野は畑岡のような安定感はないものの、常にファンをハラハラドキドキさせる独特な魅力を持っている稀有な選手。今週は米国の試合に出ますが、せめて国内のメジャーだけでも出場してほしいというのが、女子プロ協会の本音ではないか」
それはシブコファンも同じだろう。
※ビデオリサーチの数字をもとに日本ゴルフトーナメント振興協会が作成した資料を参照。