大谷翔平「心とアタマ」の原点を見た タイトル争い佳境の見逃し三振に“ニヤリ”の意味
メジャーで本塁打を量産したり、投手としてトップクラスの成績を挙げているのも、この洞察力があればこそだろう。見逃し三振に倒れた球種やコースが読みと違ったため、白旗を揚げた意味の笑顔だったのだ。
大谷は翌日、クレメンスが三振を奪ったボールに「なんて厄介なボールだ!」とサインして返したという。
■2試合ぶり33号ソロ
その大谷は日本時間8日のタイガース戦に3番・DHで先発出場。3-3の七回裏に左腕のチェイフィンから、33号ソロ本塁打を放った。試合はエンゼルスが9回に逆転され、4-5で敗れた。