エンゼルス大谷は打投とも成績トップ級なのに…MVP争い劣勢の裏に「総合貢献度」の盲点

公開日: 更新日:

「大きいのは守備の項目です。大谷は野手としてはDHなので原則、守備に就かない。その分、少しずつですがポイントを引かれてしまう。つまり守備はマイナス評価を受ける。DHの選手のWARが低いのはこのためです。投げるときにしても、投手は野手ほど守備機会が少ないため守備のポイントは少ない。そこにいくとジャッジは外野守備がうまいので、この差は大きいですよ。ジャッジは投手ではないので投球のポイントはつきませんけど、大谷の守備のようにマイナス評価にはなりませんから」

 それでも「先発投手がいい投球をすればWARの上がり幅は大きい。大谷が7回を1失点に抑えれば0.4くらいの上積みがある。あと5試合に登板予定ですから、ジャッジを逆転する可能性はあります」とは友成氏だ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動