西武“痛恨”の天王山3連敗…4球団競合ドラ1・隅田の10連敗目でV争い崖っぷち
ついに終戦か……。
3位西武は14日、首位ソフトバンクに同一カード3連敗。首位とのゲーム差は3に開き、崖っぷちに追い込まれた。
先発の隅田知一郎(23)が誤算だった。初回、デスパイネに2点適時二塁打を浴びるなど、いきなり5失点。二回以降は無失点で七回まで投げたものの、パ・リーグの新人では初となる10連敗(1勝)となった。
昨秋ドラフトでは、大学ナンバーワン投手として巨人など4球団が競合。鳴り物入りで西武入りした。3月26日のオリックス戦でプロ初登板初勝利を挙げ、順調なスタートを切ったかに見えたが、その後は白星から見放され続けている。
「防御率は3.75とそこまで悪くないし、打線の援護率が前回登板まで1.85と2点未満。不運なところがある」と西武OBはかばうのだが、要所で打たれて負けるケースもある。ともあれ、昨秋ドラフトの目玉がこの成績では、いくら何でも格好がつかない。来季以降の巻き返しに期待するしかないが……。