守備の要ベラスケス離脱は大谷にも大打撃…残り登板は「打たせて取る」から奪三振狙いへ
ここにきて、サイ・ヤング賞の有力候補で、故障で戦列を離れていたアストロズ・バーランダーの復帰が決定。同賞で重視されるといわれるWAR(貢献度)や防御率などの基準のうち、大谷がライバルを大幅に上回っているのは奪三振率12.00だけだ(ホワイトソックス・シース11.53、バーランダー9.12)。
大谷は先日、「奪三振は捨てている」と話したばかりだが、それから事情は大きく変わった。印象度を上げるには少しでも奪三振率を上げておくに越したことはない。