大谷翔平は来季どころか“生涯エンゼルス”! 指導者や環境整えるフロント思惑と皮算用
米放送関係者がこう言った。
「GMがヘゼル氏を招いたのは大谷のパフォーマンス向上を狙ってのものです。同氏は動作解析などを駆使したフォーム改良に長けており、これまでも故障や不調でパフォーマンスが低下した投手を再生してきた。有名どころでは昨季、ア・リーグのサイ・ヤング賞を受賞したマリナーズの左腕レイ(当時ブルージェイズ)で、ヘゼル氏によって制球難を克服して栄誉を手にした。大谷が信頼する施設の元スタッフを招聘したのは、二刀流に気分よくプレーさせて契約延長につなげたいフロントの思惑もあるのでしょう」
■新オーナー候補はビリオネア
エ軍は現在、球団売却に向けて交渉を進めている。ミナシアンGMは大谷との長期契約について「自分は提案したが、最終決定はオーナーが下す」と歯切れが悪かった。身売りを控えているだけに、アーティ・モレノ現オーナーとしては補強費用を極力、抑えたい。大谷との大型契約に二の足を踏むのは仕方のないこととはいえ、球団売買が成立すれば、大谷を取り巻く環境は激変する。