日本ハム“近藤健介抜き”に上がり目の予感 ソフトBが「6年30億円超」提示のバカバカしさ

公開日: 更新日:

 破格の契約提示が話題を呼んでいる。

 渦中にいるのは今オフ、海外FAを宣言した日本ハム近藤健介(29)だ。横浜高(神奈川)から2011年のドラフト4位で日本ハムに入団し、3年目から台頭。毎年のように打率3割を超え、年俸2億5500万円の今季は99試合の出場で打率.302、8本塁打をマーク。押しも押されもせぬレギュラーだったのは間違いない。

 とはいえ、クビをひねりたくなるのは、その評価だ。ソフトバンクは6年総額30億円超の条件を提示したとされる。あまりの金額にネット上では「良い選手だけど、さすがに出し過ぎ」「毎年2冠取る選手レベルの金額」といった声も散見される。

■ポジションに穴をあけることで新陳代謝に

「マネーゲームに乗ってまで無理に引き留める必要がないどころか、ノシを付けてくれてやるくらいのスタンスでいいと思う」とは球団OB。来季は新球場元年で、新庄剛志監督(50)は「優勝しか目指さない」と宣言。戦力の確保は必須に思われるが、「むしろ近藤に出ていかれることはプラスに作用するかもしれない」と、このOBはさらに続ける。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    元横綱・白鵬に「伊勢ケ浜部屋移籍案」急浮上で心配な横綱・照ノ富士との壮絶因縁

    元横綱・白鵬に「伊勢ケ浜部屋移籍案」急浮上で心配な横綱・照ノ富士との壮絶因縁

  2. 2
    スッカラカンになって帰国のはずが…ラスベガスのカジノで勝った

    スッカラカンになって帰国のはずが…ラスベガスのカジノで勝った会員限定記事

  3. 3
    西武激震!「松井監督休養、渡辺GM現場復帰」の舞台裏 開幕前から両者には“亀裂”が生じていた

    西武激震!「松井監督休養、渡辺GM現場復帰」の舞台裏 開幕前から両者には“亀裂”が生じていた

  4. 4
    なぜ15大会のスポンサー企業は日本女子プロゴルフ協会に“抗議文”を送ったのか

    なぜ15大会のスポンサー企業は日本女子プロゴルフ協会に“抗議文”を送ったのか

  5. 5
    1場所4人じゃ終わらない…元横綱白鵬の旧宮城野部屋勢“廃業ラッシュ”はこれからだ

    1場所4人じゃ終わらない…元横綱白鵬の旧宮城野部屋勢“廃業ラッシュ”はこれからだ

  1. 6
    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 7
    石原裕次郎(13)慶応病院に入院…同乗したエレベーターを降りる際に掛けられた言葉

    石原裕次郎(13)慶応病院に入院…同乗したエレベーターを降りる際に掛けられた言葉会員限定記事

  3. 8
    ミス・インターナショナル 特派員協会で「涙の訴え」のワケ

    ミス・インターナショナル 特派員協会で「涙の訴え」のワケ

  4. 9
    (26)第3作「男はつらいよ フーテンの寅」では寅さんを地面に叩きつけた

    (26)第3作「男はつらいよ フーテンの寅」では寅さんを地面に叩きつけた会員限定記事

  5. 10
    元衆院議員・若狭勝氏は女帝と断絶して7年「今は本当に幸せ」

    元衆院議員・若狭勝氏は女帝と断絶して7年「今は本当に幸せ」