「先のメジャー挑戦を見据えての先発転向でしょう」と西武OBがこう続ける。
「投手で最も評価が高いのは先発。先発ローテの3番手以内に入れば、10億円を超す年俸が保証されますからね。一昨年の54試合、今季の61試合登板はいずれもリーグ最多。このままのペースでリリーフ登板を続けていたら、メジャー挑戦するまで体がもたないという不安も、あるいはあるのかもしれません」
渡辺久信GMは「(平良の先発転向については)現場の首脳陣と話をした。先発を1枠空けるつもりはない。他のピッチャーとの競争になる」と話しているから、チャンスはもらっても、先発の座は実力でつかむしかないということだ。