西武・源田&外崎が揃ってGG賞 二遊間コンビ継続は“森友哉の穴”を埋める最初の一歩に

公開日: 更新日:

 29日に行われたゴールデングラブ賞の授賞式。

 壇上で「来年もトノ(外崎)と一緒にこの場に立てるよう頑張ります」と話したのが、遊撃手部門で5年連続5度目の受賞となった西武源田壮亮(29)だ。

 同僚の外崎修汰(29)も二塁手部門で2年ぶり2度目の受賞。

 源田は順調なら来季、国内FA権を取得見込みだったが、去る26日に5年15億円の長期契約を発表。国内FA権を取得していた外崎も4年契約でFA残留したことを表明した。源田移籍ならそれこそ守備はガタガタになったが、それを未然に阻止し、鉄壁の二遊間を当面維持できることは大きい。

■「打てる捕手」の森友哉がFA移籍

 加えて2人の残留は「打てる捕手」の森がオリックスにFA移籍したことで生じる穴を埋めるための一歩でもある。

「西武には来季が2年目の古賀(23)や同4年目の柘植(25)、ベテランの岡田(33)ら守りのいい捕手陣がいるので、守備面では森の穴を十分カバーできる。打に関しては、日本ハムからFA宣言した近藤を獲得できるかどうかだが、獲得できればともかく、そうでなければ今季以上に守備を重視した野球をやらざるを得ないからです。その意味でも2人の残留は大きい。助っ人は当たりハズレが大きいので、期待はできても計算はできませんからね」とは球団OBの弁。

 守りの野球で2019年以来のVを目指す。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  2. 2

    大阪・関西万博の前売り券が売れないのも当然か?「個人情報規約」の放置が異常すぎる

  3. 3

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  4. 4

    ヤクルト茂木栄五郎 楽天時代、石井監督に「何で俺を使わないんだ!」と腹が立ったことは?

  5. 5

    バンテリンドームの"ホームランテラス"設置決定! 中日野手以上にスカウト陣が大喜びするワケ

  1. 6

    菜々緒&中村アン“稼ぎ頭”2人の明暗…移籍後に出演の「無能の鷹」「おむすび」で賛否

  2. 7

    巨人「先発6番目」争いが若手5人で熾烈!抜け出すのは恐らく…“魔改造コーチ”も太鼓判

  3. 8

    ソフトバンク城島健司CBO「CBOってどんな仕事?」「コーディネーターってどんな役割?」

  4. 9

    テレビでは流れないが…埼玉県八潮市陥没事故 74歳ドライバーの日常と素顔と家庭

  5. 10

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ