西武・平良海馬「先発転向」の計算 見据えるのはメジャー挑戦、ボラス氏と代理人契約

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「来年からやらせていただけることになりました」

 笑顔でこう話したのは、西武平良海馬(23)。

 4日、2度目の契約更改交渉に臨み、前回提示額と同じ1億7000万円でサイン。前回交渉で直訴した先発転向を認められた。

 先発としての調整に専念するため、来年3月のWBC日本代表は選ばれたとしても辞退するという。「まずはライオンズに貢献したい」とは交渉後の本人だ。

 今季は61試合に登板して、1勝3敗9セーブ、34ホールド。昨季は不調だった増田達至(34)に代わる抑えも務めたが、基本的には新人王を獲得した水上由伸(24)と並ぶセットアッパーの位置付け。2019年から先発をやりたいと直訴して、ようやく認められた格好だ。

 160キロのストレートと、打者の手元で鋭く変化するスライダーが武器の右腕。この日は、やり手代理人のスコット・ボラス氏と契約を結び、ゆくゆくはメジャー挑戦を希望していることも明らかにした。

■メジャーも射程に

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