巨人・菅野まるで投手コーチ…宮古島自主トレにも若手有望株2人をベッタリ同伴させる狙い
巨人のエース菅野智之(33)が10日、沖縄・宮古島へ飛び立った。
昨年12月から今年1月上旬まで3年ぶりとなる米ハワイ自主トレを行った。同行した東海大の後輩・山崎伊織(24)、堀田賢慎(21)は今回も一緒。「菅野組」は再び温暖な場所に移動し、第2次自主トレを敢行する。
菅野は「2人とも大きな(右肘のトミー・ジョン)手術をして体の負担はある。それを払拭してキャンプ初日から全力で腕を振れるように」と期待する。巨人OBがこう言った。
「菅野自身は手術経験はないが、右ヒジを痛めた経験はある。今季の年俸は下がったとはいえ5億円。原監督や球団から求められるのが、エース候補2人の故障再発防止、将来のエースへの道筋を伝授することなのは、菅野も理解しているでしょう」
■今回も自腹は1000万円以上?
以前、複数の若手を連れて行ったハワイトレで1000万円ほど自腹を切ったこともある。今回もハワイと宮古島の2カ所で期間は1カ月半ほど。費用は菅野が全額負担するそうだから、その規模になるだろう。思えば、阪神の西勇や昨オフは阪神の藤浪に弟子入りを志願されるなど、菅野組の自主トレはいつもにぎやかだ。