“首に爆弾”の松山英樹にのしかかる出場義務試合 2.6億円のボーナスより「欠場するのが賢明」
患部を気にしながらのプレーは続きそうだ。
松山英樹(30)は今年初戦のセントリー・チャンピオンズ(米ハワイ州カパルア・プランテーションコース=パー73)で通算16アンダー、21位に終わった。
昨年11月のヒューストンOP(首痛棄権)以来の実戦となった松山は、「4日間ほとんど痛みがなくプレーできたのは収穫」といった。初日から首痛の再発を懸念しながらのラウンドだったわけだ。
次戦は現地12日開幕のソニーオープンinハワイ。昨年覇者として出場する。首に不安を抱えた状態は今後も変わらない。
そんな松山について回るのがPGAツアーの「縛り」だ。今季もトッププレーヤー20人(年間を通し人気獲得に貢献したプレーヤー・インパクト・プログラムの上位20人)には総額1億ドル(約132億円)ものボーナスが支給される。松山はこの20人からは外れたものの、一昨年の規定により追加された3人に入り、200万ドル(約2億6400万円)を手にすることができる。ただし、ボーナスの全額獲得にはPGAツアーが指定した20試合の出場義務が伴う。