大谷翔平ニューバランスとの契約で継ぐ「王者の系譜」 同社には各競技の代表選手ズラリ
エンゼルス・大谷翔平(28)が新たにスポーツ用品メーカーのニューバランスとエンドースメント(肖像権利用と商品化権)契約を結んだ。
すでに同社のバッティンググローブとスパイクを着用。契約の詳細は明らかにされていないが、年間の契約金は破格だ。複数の米メディアによれば、2018年に契約した米プロバスケットボールNBAクリッパーズのカワイ・レナード(当時ラプターズ)の500万ドル(約6億4000万円)を抜いて同社の契約選手では史上最高額だという。新たなスパイクで足元を固めて3月のWBC、メジャー6年目のシーズンに臨む。
同社では契約アスリートを厳選しているといわれ、大谷を筆頭に各競技を代表する選手が名を連ねている。契約した選手は本業で栄誉を手にしており、レナードはラプターズ時代の18-19年シーズンに球団史上初のNBAファイナル制覇に導き、1試合平均28.5得点でMVPを受賞した。
英サッカープレミアリーグのアーセナルFWブカヨ・サカ(21)は21年に契約すると、昨季はリーグ戦で、いずれもチームトップの11ゴール、7アシストをマーク。2年連続でチームMVPに選出され、球団史上初のイングランド男子年間最優秀選手賞を受賞した。