パリ市長がIOC支持から一転…「中立でもロシア参加反対」に心変わりの波紋

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「こういう事態が起きた際、IOCが歴史的な検証を含めて根本的な議論と対処をしてこなかったのが原因です。IOCは一度中止になれば五輪はおしまいだという危機感があり、とにかく五輪を持続させることしか考えていない。五輪の政治利用は当たり前、興行的価値を持たせようと必死です。何としてもロシアの選手を『ROC』(ロシアオリンピック委員会)として参加させ、大会の価値を維持したいのがIOCの本音でしょう。IOCはあのモスクワ大会ですら強行した。他国がボイコットしようが、開催契約を盾にして『中立』という逃げ道を作ってロシアを参加させ、強行突破するでしょう」(スポーツジャーナリストの谷口源太郎氏)

 IOCが私利私欲で強行を続ければ、五輪離れはますます加速することになる。

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