ロシアがパリ五輪参加OKならボイコット続出で世界が真っ二つに割れる…日本の判断は?

公開日: 更新日:

「欧州各国は厳しい判断を迫られることになる」

 こう語るのは、スポーツライターの津田俊樹氏(国士舘大学非常勤講師)だ。

 国連人権理事会から指摘を受けた国際オリンピック委員会(IOC)が、ウクライナ侵攻で国際大会から除外されているロシアとベラルーシ選手の復帰を条件付きで検討している一件。来年のパリ五輪の組織委員会はIOCや各競技の国際連盟の判断に従うようだ。

 1日付のAP通信によると、米国の五輪委員会も両国選手の国際大会復帰の道を探ることを支持した一方、ラトビア五輪委員会は、両国選手がパリ五輪参加を許可された場合、大会のボイコットを検討するという。

「ラトビア、リトアニア、エストニア、ポーランドの外相がロシアとベラルーシ選手の五輪出場は認めない方針で一致しているそうです。自国で殺害された民間人は7000人以上に上ると先月発表されたウクライナのボイコットは当然としても、条件付きでも、ロシア選手のパリ五輪出場が認められたら、欧州などではボイコットを協議する国が他にも出てくるでしょう。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    俳優・山口馬木也さん「藤田まことさんは『飲め、飲め』と息子のようにかわいがってくれた」

  2. 2

    前代未聞の壮絶不倫・当事者のひとりがまたも“謎の欠場”…関係者が語った「心配な変化」とは???

  3. 3

    テレ朝ナスD“経費横領&パワハラ処分”に「見せしめ」の声も…家族団らん投稿の美人料理家妻に同情集まる

  4. 4

    自信なくされたら困るから? 巨人・田中将大がカブス戦登板「緊急回避」の裏側

  5. 5

    東原亜希の“黒帯バスローブ密会”乗り越えた「許す力」は佐々木希以上? 経済的自立も目指す強心臓とたくましさ

  1. 6

    料理研究家の森崎友紀 “本業”専念も恋愛は「年も年なので」

  2. 7

    兵庫県パワハラ知事に残った選択肢は「議会解散」のみ…多数派工作で延命図るか?味方は“情報漏洩3人組”のみ

  3. 8

    あす旧統一教会に解散命令か? N国党に急接近の不気味、タダでは転ばない悪あがき

  4. 9

    巨人の“アキレス腱”は絶対的セットアッパーが使えないこと…新助っ人キャベッジで外国人枠「満員」

  5. 10

    佐々木希が「芸能人格付けチェック」で"地雷キャラ"といじられ…夫・渡部建を捨てないもう1つの理由