レイカーズ八村塁がレブロンJr.の“教育係”? 複数年契約でキング残留なら父子でプレーも
米プロバスケットボールNBAレイカーズで現役最強の異名を持つキングことレブロン・ジェームズ(38)が日本時間8日のサンダー戦で通算最多得点記録を更新した。新記録まで残り「36」で臨んだレブロンは序盤からゴールを量産。第3クオーターで通算3万8388点に到達し、1989年にカリーム・アブドゥルジャバー(当時レイカーズ)がマークした3万8387点を抜いて単独トップに立った。
1月にウィザーズから移籍した八村塁(25)はアシストこそなかったが、相手ディフェンスを寸断するなど体を張ったプレーでレブロンの得点をお膳立てした。
移籍から数試合で、レブロンら主力選手と息の合ったプレーを見せて早くもチームにフィットしている八村は今季終了後、レイカーズに優先権のあるFAになる。レ軍が他球団よりも好条件のオファーを提示すれば、自動的に残留となるが、仮に複数年契約なら重要な役割を課されそうだ。
レブロンの長男ブロニー(18)がレ軍入りする可能性があるのだ。ブロニーは現在、シエラ・キャニオン高校(カリフォルニア州)の最終学年。193センチとバスケ選手にしては小柄ながら、高校生を代表するポイントガード(PG)として知られ、すでに南カリフォルニア大などNCAA(全米大学体育協会)の強豪校からのリクルートがあり、卒業後は大学に進学予定。NBAのドラフト指名対象は19歳以上のため、ブロニーが指名を受けるのは早くても2024年。同年のシーズンまで契約を残すレブロンは、愛息とNBAでのプレーを熱望しており、来年のドラフトでレイカーズの指名が有力視されている。
八村がジェームズ親子と同僚になれば、キングからジュニアの教育係に指名されるかもしれない。年齢的にも中堅に差し掛かるだけにルーキーの世話係や練習相手としても最適だからだ。
八村がNBAを代表する親子と同じコートに立つ可能性も出てきた。