横浜FC万能型FW小川航基は第2次森保Jの主軸になれるか Jリーグ30年目躍進期待の日本人筆頭

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 年代別代表の時代から「東京五輪の絶対的エース」と呼ばれ、最終的にメンバー外となる屈辱を味わった小川が、J1でゴールを量産して第2次森保ジャパンのエースストライカーに名乗りを上げるか? 

 横浜・桐光学園高から16年にJ1磐田入り。186センチ.80キロ。年代別代表の常連で得点源として活躍し、17年にはU-20W杯の初戦・南ア戦で同点弾を決めた。

 ここからピッチ内外でトラブル続きとなった。

 2戦目のウルグアイ戦で左ヒザ前十字靱帯損傷の大ケガ。その後は精彩を欠き、コロナ禍の20年11月には「他クラブの選手と会食。陽性反応になった」ことで謹慎・罰金を科せられた。

 22年に当時J2の横浜FCに完全移籍。26ゴールで得点王のタイトルを獲得した小川は、今季開幕前に「J1でも得点王を獲得する自信は凄くある」と豪語した。J2得点王の翌年にJ1で得点王になればJ史上初だ。

「右足、左足、そして頭とゴールをどこからでも決められ、フィジカルも強くてポストプレーも十分にこなせる。万能型FWとして東京五輪-日本代表次期エースとして期待されていた。ケガなどのアクシデントで足踏みもしたが、横浜FCでは桐光学園高の先輩・元日本代表司令塔MF中村の薫陶も受け、J2ながら26ゴールは素晴らしい成績です。カタールW杯メンバーに選ばれた湘南FW町野が昨季、日本人最多の13ゴールを決めた。内訳は右足8、左足2、頭3。町野以上に万能型の小川は上背もあり、ゴールのバリエーションが多い。15得点以上を期待できるポテンシャルがある。今季の活躍次第では、森保Jのエース候補の一番手になるはずです」(元サッカーダイジェスト編集長の六川亨氏)

 期待して良さそうだ。

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