ビーチサッカー日本代表 3月のW杯アジア予選に向けてサバイバル合宿スタート
ビーチサッカーの日本代表が沖縄・宜野湾市で行われた2023年初となる国内トレーニング合宿を打ち上げた。
3月16~26日にタイ・パタヤで「ビーチサッカーW杯アジア予選」(AFC Beach Soccer Asian Cup 2023 Thailand)が開催される。
その出場メンバーを絞り込む日本代表候補合宿とあって、選手たちは真剣な表情で練習メニューを消化していった。
合宿後半は悪天候に悩まされ、強風によってボールコントロールにも四苦八苦する中、監督兼主将の茂怜羅オズ(37)が中心となって推し進めるチーム戦術の徹底が図られ、セットプレーの確認、守備陣形の徹底などにも時間を割かれた。
合宿最終日には、地元の有力クラブ「ソーマプライヤ沖縄」とトレーニングマッチを行った。
6-2で日本代表が勝利したが、セットプレーからの失点もあり、27日に始まる第2次沖縄合宿では、W杯予選の実戦を想定しながら、さらなるチーム力アップが必要となるだろう。
ビーチサッカー日本代表は、2019年W杯パラグアイ大会で4位入賞。2021年ロシア大会ではファイナリストとなり、ホスト国ロシアに敗れて優勝は逃したとはいえ、なでしこジャパンに次いでW杯制覇を狙えるカテゴリーである。注目したい。