投手・大谷の足を引っ張る若手捕手オハッピーの弱肩…今季組む女房役は盗塁阻止率2割
エンゼルス・大谷翔平(28)が3月のWBCとメジャー6年目のシーズンに向けて順調な仕上がりを見せている。
日本時間20日は翌日に控えた野手のキャンプインに備え、室内練習場などで軽めのメニューをこなした。
19日のブルペンでは、今季から新たに導入される「ピッチクロック」(投球間時間制限)を計測したり、投手からサインを伝達する新たな電子機器を試すなど、新ルールへの対応にも余念がない。
ここまでの練習を見る限り、新ルールにはすんなりと適応できそうだが、不安はある。
今季からバッテリーを組むことになった若手有望株のローガン・オハッピー捕手(23)が弱肩だからだ。
昨年8月にフィリーズから移籍したオハッピーは昨季、フ軍とエ軍傘下の2Aで計69個の盗塁を許し、阻止率は2割2分だった。エ軍は今季の正捕手に抜擢する方針だが、肩の弱さが投手大谷の足を引っ張りかねない。
■各球団とも機動力向上を目指す