WBC辞退の誠也は「頭脳」で侍Jにひと役!ライバル国投手の配球データをリモートで伝授
幸か不幸か、鈴木には時間だけはたっぷりある。侍ジャパンの野手陣は現役メジャーリーガーが登板する米国での決勝ラウンドではリモートによるバックアップも望めるだろう。
日本が順当に準々決勝を突破すれば、準決勝では米国かドミニカ共和国との対戦が有力。両国には、昨季、ナ・リーグのサイ・ヤング賞でドミニカ共和国のエース右腕アルカンタラ(マーリンズ)、昨季34セーブを挙げた米国の守護神バード(ロッキーズ)ら、カブスと同じナ・リーグの好投手が名を連ねているからだ。
米メディアによれば、日系外野手のラーズ・ヌートバー(25)は来日前は、鈴木と頻繁に連絡を取り合っており、日本に関することだけでなく、米国やドミニカ共和国の主力投手に関してアドバイスを受けた。ヌートバーが2日に来日した際、「彼は大会に出場できないが、まだサポートしてくれると言ってくれた。今でも助けられている」と鈴木への信頼を口にしている。
鈴木は遠隔で侍ジャパンに有益な情報をもたらしそうだ。