【the knee drop home run】「片膝ホームラン」米メディアが強化試合の大谷を絶賛
いずれにしろ、片膝をつきながら打球をバックスクリーン右に放り込んだ一発は、「人間技ではない」というのが日米メディアの共通の反応だった。
WBC取材のために来日中の米メディア記者も本国に送る原稿の中で、大谷を意味する枕ことばに「almighty(全能の)」の代わりに「Angel do-it-all star(エンゼルスの万能のスター)というフレーズを使い始めている。「do-it-all」は「何でもできる」というわかりやすい表現だ。
2021年、22年のMVP争いの際に米メディアが常套句のように使った、「This man is not human(この男は人間ではない)」という表現も、今回のWBC報道で再び登場。「異次元の世界(different dimension)」とか、「別世界の生き物(otherworldly creature)」などというさまざまなフレーズで、大谷を絶賛している。
ちなみに「強化試合」を米メディアは「prep game」「warm up game」「exhibition game」などと書く。