吉田優利メジャー初Vも“世界のトッププロ”は不在…「ワールドレディス」の看板に偽りアリ
90年代後半からの歴代優勝者を見ても、
98年 L・ノイマン
00年 K・ウェブ
01年 K・ウェブ
03年 A・ソレンスタム
10年 M・プレッセル
16年 L・トンプソン
とゴルフファンなら馴染みのある選手ばかり。
それだけではない。09年にはP・クリーマーが1打差の2位、13年には、前年に史上最年少(15歳4カ月)で米女子ツアーに優勝した世界アマランク1位のL・コが4位。15年には、この年の日米の女子オープンに勝つチョン・インジが優勝し、4位は米ツアー3勝(当時)のJ・コルダだった。17年2位は、その2年前の全英女子準優勝で、後に世界ランク1位に上り詰めるコ・ジンヨン。同じく1打差の2位に前年覇者の飛ばし屋トンプソン。19年には前年の全英女子に勝ったG・ホール(30位)が出場した。20年からコロナの感染爆発で外国選手の来日は厳しくなったが、今年はコロナ禍は過ぎ、大会期間中は米女子ツアーも開催されず、32人が出場する国別対抗戦が行われたのみ。来日できる欧米選手は多数いた。