早田ひな 世界卓球女子シングルス銅メダル以上確定 単でのメダルは平野美宇以来6年ぶり
南アフリカで開催中の世界卓球女子シングルス準々決勝(現地26日)で早田ひな(22、世界ランク10位)が王芸迪(中国・同3位)をゲームカウント4-3で破り、準決勝進出を決めた。
試合は最終第7ゲームにもつれ込む接戦。最終ゲーム、早田はロングサーブからの展開で8-5とリードしたが、そのあとポイントを奪われ8-10と逆転を許す。それでも10-10に追いつくと、粘り強く戦い抜き21-19で死闘を制した。
3位決定戦がないため、早田の銅メダル以上が確定。この種目のメダルは平野美宇以来6年ぶり。中国選手を破っての単のメダル決定は1979年大会の小野誠治以来44年ぶりの快挙だ。
また男子単の張本智和、女子単の伊藤美誠は準々決勝で敗退した。
早田の話「すごくうれしい。次も気持ちで向かっていきたい」