大谷翔平がトラウト敬遠後に空振り三振の屈辱…エンゼルスは今季54戦目で初の完封負け
大谷は日本時間29日のマーリンズ戦に「3番・DH」で出場し、4打数1安打3三振だった。
四回の第2打席で相手の先発右腕で若手有望株ペレス(20)の157キロの直球を捉え、打球速度176キロの痛烈な右前打。25日のレッドソックス戦の第2打席で12号ソロ本塁打を放って以来3試合13打席ぶりに快音が響いた。
変化球にタイミングが合わず、空振り三振に倒れた第1打席に着用していた白のバッティンググローブから甲の部分を赤に替える験担ぎが実ったものの、その後が続かなかった。
六回、2番手左腕オッカートの前にバットが空を切ると、2番トラウトが申告敬遠されて迎えた七回2死一、二塁の好機に5番手左腕スコットの外角低めの直球を捉えきれず空振り三振。主砲が歩かされた屈辱を晴らせなかった。
先発左腕サンドバルが6回2失点と好投しながら、0-2でマ軍相手に3連敗で、今季54試合目で初の完封負け。昨年8月22日のタイガース戦で0-4で敗れたのを最後に、94試合続いていた零敗なしの記録がついに途絶えた。