エンゼルス若手有望株の大量動員は他球団へのお披露目狙い? 今度は170キロ右腕がデビュー
大谷翔平(28)のエンゼルスで、170キロのルーキー右腕がついにベールを脱いだ。
日本時間30日のホワイトソックス戦に登板した2022年ドラフト3巡目入団のベン・ジョイス(22)だ。最速165キロの速球を武器に1回を1安打無失点、2奪三振と上々のデビューを果たしたが、ここにきてミナシアンGMは立て続けにルーキーを昇格させた。5月だけでも、このジョイスで4人目。開幕からこれまで8人もの新人王資格選手がプレーしているのだ。
エ軍は、不調や故障者が出て救援陣が手薄。戦力の穴を埋めるため若手を起用せざるを得ないにせよ、まるで有望株のショーケースのようだという向きもある。
複数の米メディアによれば、エ軍が積極的に若手を起用しているのはトレード期限(今季は米東部時間8月1日午後6時)に備えて、有望株を他球団にお披露目する狙いもあるのだという。