大谷翔平は二刀流こなし成績もトップクラス エ軍選手は「泣き言が言えず」と強豪球団GM

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「彼はメジャーリーガーが泣き言を言う機会を奪っているよね」

 ア・リーグ強豪球団のGMがこう言っているという。「彼」とは大谷翔平(28=エンゼルス)のことだ。

 このGMと話をした特派員のひとりがこう解説する。

■二刀流をやりながら出場試合数もメジャートップ

「大谷は1人2役、投打の二刀流をこなしながら、どちらもトップクラスの成績を残している。それだけでもスゴいことなのに、なおかつ試合に出続けている。パフォーマンスはもちろん、フィジカルの強さは常識外れの部分がある。1人で何人分もの仕事をしているわけで、そうなると他の選手は疲れたとか、休みたいなどと言い出しづらくなってしまうということでしょう」

 日本時間3日現在、打率.306、31本塁打、68打点。31本塁打はメジャートップ、68打点は同トップタイ。投手として127奪三振はメジャー3位。投打ともトップクラスの成績を残しながら、それでいて出場試合数(84)もメジャートップ。休まずにプレーし続けているのだから、いままで当たり前のように休養を取っていた選手たちは正直、複雑ではないか。

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