大谷翔平は二刀流こなし成績もトップクラス エ軍選手は「泣き言が言えず」と強豪球団GM

公開日: 更新日:

「彼はメジャーリーガーが泣き言を言う機会を奪っているよね」

 ア・リーグ強豪球団のGMがこう言っているという。「彼」とは大谷翔平(28=エンゼルス)のことだ。

 このGMと話をした特派員のひとりがこう解説する。

■二刀流をやりながら出場試合数もメジャートップ

「大谷は1人2役、投打の二刀流をこなしながら、どちらもトップクラスの成績を残している。それだけでもスゴいことなのに、なおかつ試合に出続けている。パフォーマンスはもちろん、フィジカルの強さは常識外れの部分がある。1人で何人分もの仕事をしているわけで、そうなると他の選手は疲れたとか、休みたいなどと言い出しづらくなってしまうということでしょう」

 日本時間3日現在、打率.306、31本塁打、68打点。31本塁打はメジャートップ、68打点は同トップタイ。投手として127奪三振はメジャー3位。投打ともトップクラスの成績を残しながら、それでいて出場試合数(84)もメジャートップ。休まずにプレーし続けているのだから、いままで当たり前のように休養を取っていた選手たちは正直、複雑ではないか。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…