「青木コーチは今季が始まるまでの2カ月で、トップの位置を高くしてダウンブローが強くなるスイングに修正するも、未完成のままシーズンイン。5月の国内大会から3試合連続予選落ちで、多くの不安を抱えたまま今大会に臨んだ。渋野はジュニアの頃からゴルフ一辺倒ではなく、ソフトボールや野球の経験がある。器用だし、考え方も柔軟。しかし、トップの位置を数センチ変えることさえためらうのがプロです。トッププロたちはメジャーに調子を合わせ、不安材料を消してタイトルを取りにいく。短期間にこれだけスイングやグリップを変える選手はいません」(ツアー関係者)
4試合連続の予選落ちで初の屈辱を味わった。