大阪桐蔭・前田悠伍この夏初マウンドで2被弾…巨人は熱視線もエース左腕へのプロ評価揺れる

公開日: 更新日:

 巨人は昨年の1位でも高松商の浅野を指名したように、甲子園のスター選手に弱い。現在の最速は148キロだけど、今夏もっとスピードアップして甲子園を沸かせることができれば、巨人が即戦力の大学生投手から前田に1位指名を乗り換える可能性は十分ある。春のセンバツから丸々4カ月もベールに包まれていたわけで、各球団はまだ前田の評価が定まっていないようです」(同前)

 巨人のチーム防御率は現在3.57で12球団ワースト2位。投手陣の再建は急務で、青学大・常広、中大・西舘、東洋大・細野といった即戦力投手が1位候補に挙がる中、「誰もが知っている甲子園のスターは優先的に指名する」という球団の方針もある。

 智弁和歌山、明徳義塾、春のセンバツ王者の山梨学院といった強豪校が次々と地方大会で消える波乱の夏。前田は「夏は何があるか分からない。どれだけ1試合粘り強く戦えるかが大事」と前を向いた。この夏の前田の投球次第で、巨人をはじめとした各球団のドラフト戦略も変わってきそうである。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    平野紫耀から杉咲花に「翠ジンソーダ」キャラクターわずか1年でバトンタッチのナゾ…平野ファン大混乱

  2. 2

    小芝風花は大河「べらぼう」とBS時代劇「金と銀2」“NHK掛け持ちW主演”で大丈夫なの?

  3. 3

    自公維の「高校無償化」に慶応女子高の保護者が動揺? なぜだ?

  4. 4

    中村芝翫「同棲愛人と破局宣言」で三田寛子の夫婦関係はどうなる? “梨園の妻”の揺れる心中

  5. 5

    佐々木朗希「通訳なし」で気になる英語力…《山本由伸より話せる説》浮上のまさか

  1. 6

    大阪万博の目玉 344億円の巨大木造リングはほぼフィンランド産…「日本の森林再生のため」の嘘っぱち

  2. 7

    吉沢亮のアサヒビールだけじゃない!業界別CM「絶対NG」のタレントたち…ケンカ、運転事故、不倫はご法度

  3. 8

    開成合格でも渋幕に入学する学生が…強力なライバル校出現で揺らぐ唯一無二の存在

  4. 9

    【福井県おおい町】名田庄の自然薯そばと「大飯温泉」

  5. 10

    確率2%の抽選で10万円で永住権を手にした在米邦人が語る 7億円「トランプ・ゴールドカード」の価値