夏の甲子園優勝は…高校野球に精通する3氏が徹底予想! この4校が仙台育英の連覇を阻む

公開日: 更新日:

佐々木麟太郎を擁する花巻東は…

 対抗、穴はどこか。

「慶応(神奈川)です。センバツで優勝候補の仙台育英と延長の激戦を戦って自信を深めたように見えます。神奈川大会決勝で九回に横浜を大逆転した勢いもある。そして応援力です。大学仕込みの慶応のブラスバンドは迫力があって、センバツ時に強豪の仙台育英の選手でさえ面食らっていた。甲子園では大きなアドバンテージになるのは間違いありません」(元永氏)

「追うのは浦和学院(埼玉)ではないか。好投手を複数擁す投手力と3番・喜屋武夢咲(3年)を中心とした打線は切れ目がない。なにより決勝で宿敵の花咲徳栄を倒したこと。埼玉では『夏は徳栄に勝てない』と揶揄されてきましたから。同校OBで巨人などでプレーした三浦貴コーチが45歳で急逝したことも、何か後押しがある気がします」(戸田氏)

 美山氏はどう見るか。

「花巻東(岩手)です。高校通算140本塁打の佐々木麟太郎(3年)の後を打つ主将の千葉柚樹(3年)の調子がいい。今年のチームは打線に切れ目がなく、投手力もしっかりしている。決して麟太郎ワントップのチームじゃないのが、台風の目に挙げる理由です」

 開幕は8月6日だ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…