巨人・山﨑伊織はプロ初2ケタ勝利おあずけ…来季続投の“命綱”打たれ原監督ホゾを噛む
22日のヤクルト戦、自身初の2ケタ勝利を賭けて先発マウンドに上がった巨人の山﨑伊織(24)が六回に集中打を浴びると、原辰徳監督(64)はベンチで思わずホゾを噛んだ。
山﨑伊はこの日勝てば、若きエース戸郷翔征(24)らと並ぶリーグトップの10勝に到達していたが、6回4失点で降板。試合は逆転勝ちを収めたものの、2ケタ勝利達成はおあずけとなった。
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最多勝の可能性もあるだけに、もったいない登板となったが、原監督は「本人もいろいろ反省していると思う」としたうえで、「しかし、先発に土をつけなかったことはわが軍はそうそうないこと。次また頑張ってくれると思います」と期待を込めた。
そんな山﨑伊は、野手でスタメン出場を続ける秋広優人(20)と並ぶ「ヤングジャイアンツ」の象徴的な存在。原監督は今季、開幕から低迷が続く中、さかんに「明日のスターを作る」「未来のためにあえて勇気を持って若手を使う」と口にしている。スタメンは相変わらず中堅、ベテラン選手が多いものの、投手は21年育成ドラフト6位の菊地大稀(24)が中継ぎとして35試合に登板し、3勝3敗6ホールド、防御率3.58と健闘。