巨人は広島マツダで3勝9敗、天敵デビッドソンに8発目被弾…コーチとスコアラーは戦々恐々
鬼門の地で、またも天敵にやられた。
20日の広島戦の初回だ。巨人先発のメンデスが、5番のデビッドソンに2試合連続の本塁打となる2ランを被弾すると、二回には8番の末包にこちらも2試合連続となるソロ本塁打を左翼スタンドに運ばれた。
Aクラス入りのライバルに1勝2敗と負け越した巨人はこれで、広島との対戦成績は7勝14敗。特に敵地のマツダスタジアムでは3勝9敗とコテンパンである。
■原監督の怒りの矛先は…
「同一球団、同一球場でこれだけ顕著にやられているのだから、スコアラーは戦々恐々でしょう。中でも、デビッドソンです。2試合連続被弾どころか、この日の一発が実に巨人戦8発目。17打点といいようにやられている。デビッドソンの今季成績は14本塁打、35打点ですから、そのほとんどを巨人が許しているわけです。原監督の怒りの矛先がコーチ、スコアラーに向くのは間違いありませんよ」(巨人OB)
巨人も負けじと4番の岡本和が2試合連続となる34号3ラン。広島戦は打率.338、7本塁打、18打点のバカ当たりとはいえ、4番がいくら打ってもなかなか勝利に結びつかないのだから、むなしさが募るばかりだ。