大谷争奪戦にレッドソックス参入なら契約規模は1000億円!編成トップを解任し積極補強に転換
老舗球団のフロント人事が大谷翔平(29)の去就に飛び火しそうだ。
吉田正尚(30)が所属するレッドソックスは日本時間15日、最高編成責任者のハイム・ブルーム氏を解任したと発表。2019年10月に就任し、在任4シーズンでポストシーズン(PS)進出はア・リーグ優勝決定シリーズ敗退に終わった21年のみ。今季もすでにPS進出は絶望的で、宿敵ヤンキースとともに東地区下位に低迷している。ブルーム氏が8月のトレード期限で課題だった投手のテコ入れに動かなかったことが、ジョン・ヘンリー・オーナーの逆鱗に触れて解任につながったのだという。
会見したケネディ球団社長は「ワールドシリーズを制覇するために方向転換すべき時がきた」と編成トップの解任理由を説明。ブルーム氏は20年にメジャーを代表する好打者のひとりで、年俸29億5000万円と高額だったベッツをドジャースに放出するなど、人件費削減を図った結果、チーム力の低下を招いた。地元メディアなどによれば、今オフのレ軍は大型契約を極力控えてきたブルーム氏の方針を見直し、積極的な補強に転換。今季終了後FAになる大谷も獲得候補のリストに入っているという。