オリックスV3どころかV4も濃厚…来季山本由伸が抜けても揺らがない“西武級常勝チーム”を構築する面々
「(二軍から)調子がいい選手、楽しみな選手を使って、花開いてほしいと思っていましたし、戦力になったのが大きいことだと思います」
20日、オリックスが2位ロッテに勝利して3年連続15度目のリーグ優勝を達成。京セラドーム大阪で5度宙に舞った中嶋聡監督(54)がこう言って喜びを噛みしめた。
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20日時点でロッテとの差は14.5ゲーム。過去2年はマジックが点灯しない中での優勝だったが、今季は2位に大差をつける圧勝である。パ・リーグで3連覇以上したのは1990~94年に5連覇した西武以来だ。
オリックスの強みは、中嶋監督が言うように、「ドラフトと育成」を主眼に置いたチームづくりにある。昨オフは西武から森友哉をFAで獲得したものの、福良GMの下、ドラフトで獲得した選手が3連覇を支えた。若い選手が多いのも特徴だ。チーム今季の開幕スタメンの平均年齢は日本ハムの25.9歳に次いで2番目に若い26.2歳。最高齢だったソフトバンクの29.2歳より3歳も若い。