日本ハム新庄監督は「死ぬ気で」続投…背水イヤーの前に選手を襲う“厳冬更改”、ウハウハは万波中正だけ?
昨季の特別査定は撤廃も
しかし、新庄監督が「優勝しか目指さない」と宣言して臨んだ今季は、昨季の特別査定がなくなる可能性があるという。球団OBが言う。
「査定は選手の成績だけではなく、チーム成績も反映されるケースがある。日本ハムの場合、優勝すればポイントが上乗せされるが、Bクラスや最下位になると、逆にマイナスポイントになるそうです。昨季は例外的にチーム成績が加味されませんでしたが、最下位が決定的な今季の契約更改はマイナスからのスタートになる可能性は十分にあります」
現在リーグトップタイの25本塁打をマークする万波はそれ相応の年俸アップが見込まれるとはいえ、昇給額が抑えられるかもしれない。
新庄監督は続投会見の席上、同席した井川オーナーに「万波くんの年俸を上げてください」と頭を下げたが、オフに厳冬更改が行われるようなら、選手のモチベーション低下は避けられない。新庄監督の背水イヤーとなる来季、笛吹けど踊らずということになれば、またぞろ苦戦は必至だ。