悩める日本ハム吉田輝星を独占直撃!「一軍で自分の居場所を、自分の投球で掴みたい」
今季ここまで一軍登板がなく、二軍暮らしが続く日本ハムの吉田輝星(22)。2018年ドラフト1位で入団してはや5年。飛躍が待たれる右腕は今、二軍でどう過ごしているのか。二軍施設の鎌ケ谷スタジアムで本人に直撃した。
──今季は二軍生活が続いているが、現状は?
「故障ではないですけど、(春先は)左股関節の状態が良くなくて、フォームを崩してしまいました。痛めたわけではなく、体の動きや(足への)体重の乗りが良くなかった。大腿骨と骨盤の間に何かが挟まっているような感覚があった。今は、エクササイズなどをしながら少しずつ良くなってきて、1カ月くらい前から状態が上がってきました」
──股関節の不安は消えつつあると。
「フォームが整ってきて、追い込んでからは真っすぐで押せていますし、カウント球のフォークやスライダーもだいぶ良いところに決まってきた。(データを見ても)ホップ精度がいい感じに出て、球速も決めに行くときは以前に戻りつつあるのかなと思っています」