【全文公開】侍ジャパン井端弘和新監督 就任記者会見「とりあえず1年やってみて」
「この大会は今後の侍ジャパンのため、若手選手発掘の重要な場になると思います。また、世界で勝つチーム作りのためにコーチング、視察、意思疎通をしっかりしてチームワークを磨いていきたいなと思います」
──アンダー世代の監督を務め、触れ合って感じたこと、それをどうトップチームに生かしたいか。
「17年に稲葉前監督がトップチームの監督に就任した時から21年東京五輪で金メダルを獲得するまで、コーチという立場でチーム作りをサポートした経験を生かしたいと思います。また、U12の監督も昨年、今年と2年間務め、選手育成を学びました。チーム作りは選手の選考だけでなく、それを支る周囲のサポートがいかに大事かを感じています。アンダー世代に対しては、『いつか侍ジャパントップチームので自分が活躍するんだ』という強い気持ちをもってプレーしてほしいという思いで指導してきました。常に上を目指す選手たちの姿を見るのはとても楽しかったですし、本当にこの中から未来のスーパースターが生まれてほしいと思いました。私自身もこのチーム作りと選手育成の経験を新体制の侍ジャパンの監督として生かしていきたいなと思います」