【全文公開】侍ジャパン井端弘和新監督 就任記者会見「とりあえず1年やってみて」
また、今回はトップチームとともに、U15監督にも就任されます。トップチームとアンダー世代の兼任監督という初めてのケースです。昨年から2年間務めたU12代表監督に続いてのアンダー世代の指導、これはご本人が強くご希望されたものです。
井端監督はU18、大学ジャパンの臨時コーチも務められました。アマチュア野球界を含めた日本の球界への理解、井端監督の強い使命感の表れと受け止めております。敬意を表する次第でございます。
契約内容について詳細な説明は控えますが、井端監督とは来年11月開催の第3回プレミア12までの契約期間を前提としております。
しかしながら、まずは本年11月に開催される第2回アジアプロ野球チャンピオンシップの指揮を取っていただき、その後は大会ごとに契約を継続更新していく形を考ております。
(新監督の)選考作業を3月から進めていく中で今後の国際大会の開催概要について、いくつかの情報を入手することができました。この先ざっと10年ほど、連年で大きな国際大会が続く可能性があることが分かりました。この10年先に視点を置いて逆算して考えると、2、3年の短いスパンで常設監督の任期を捉えず、1つの国際大会の大会ごとに、その時点でベストの日本野球を示すことが、今後の侍ジャパンのあるべき姿と考ました。