八村塁NBA5年目シーズン開幕 レイカーズと再契約したのに早くもトレード話浮上のナゼ？

ウォリアーズとのオープン戦でドリブルするレーカーズの八村（左）＝ロサンゼルス（Ｃ）NBAE・ゲッティ＝共同

　八村の年俸約26億6000万円は、昨季のNBA平均年俸約14億6000万円を大きく上回るとはいえ、そのパフォーマンスから見れば決して高額ではない。他球団の年俸総額が極端に増えるわけではなく、交換要員にもよるが、今季は基準額が約238億円に設定された「ぜいたく税」の支払いを回避しやすいこともあって、八村は優良物件なのだ。

　今季の八村はスタメンではなく、試合の流れを変える重要な役割を担う「シックスマン」で起用される見込み。

　レイカーズのチーム状態によっては、2月10日前後のトレードデッドラインで移籍市場の主役に踊り出るかもしれない。