エンゼルス監督に74歳老将ワシントン氏招へいは勝ちに飢えた大谷翔平の引き留めプラン
来季のエ軍は今年より得点力が増す可能性
今季のエ軍は大谷以外の投手陣の崩壊が最大の敗因とはいえ、得点力不足も深刻だった。チームトップの20盗塁をマークした大谷以外にも機動力のある選手を抱えながら、総盗塁72個はリーグワースト。ネビン前監督が無策だったこともあり、犠打数はわずか8個(リーグ12位)。大谷が本塁打王を獲得しても、総得点は739(同10位)に過ぎなかった。
ベテラン監督が指揮する来季のエ軍は、少なくとも今年より得点力が増す可能性はある。
ミナシアンGMは大谷との再契約を含めて今オフの補強について「我々にはプランがある。そのプランを実行し、今後を見守るだけだ」と自信を見せていた。
老将の就任は勝ちに飢えた大谷の気を引くためのひとつのプランのようだ。
打撃のベストナインであるシルバースラッガー賞が10日に発表され、大谷がア・リーグDH部門で2年ぶり2度目の受賞を果たした。