平田勝男HCが阪神“ポスト岡田”候補に浮上!燻っていた退任説が一転…献身サポートで昇格の目

公開日: 更新日:

 今季、18年ぶりのリーグ優勝、38年ぶりの日本一を達成した阪神。自身の株が上がったのは、岡田彰布監督(66)だけじゃない。

 指揮官を傍らで支えた平田勝男ヘッドコーチ(64)も、大いに優勝に貢献したひとりだ。

 監督とコーチ陣の間に入って“調整役”を務めるだけでなく、選手に「岡田野球」を噛み砕いて伝達する役割を担った。

 その平田ヘッドを巡って今季終盤、“退任説”が浮上していたという。

「岡田監督との関係が危惧されていたからです」とは、在阪放送関係者。

「遊撃手だった平田ヘッドは現役時代に岡田監督と二遊間を組み、岡田監督の前任時(2004~08年)はヘッド、二軍監督を務めた。もっとも岡田野球を理解するひとりです。ただ、前任時の岡田監督は今以上にトップダウン型の独裁体制を敷いていて、平田ヘッドも絞られたクチ。07年からは二軍監督に配置転換された。まして、平田さんは二軍監督だった昨オフ、球団フロントによって『ポスト矢野』に擁立され、図らずも岡田監督と後継監督の座を争う形になった。今季は岡田監督にとって15年ぶりの現場復帰ということもあり、チームを熟知する平田さんがヘッドになったものの、外れるのは時間の問題とみる向きは少なくありませんでした」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    演技とイケオジぶりで再ブレーク草彅剛と「10億円マンション売却説」中居正広氏との“絆”

  2. 2

    泉ピン子が終活をやめたワケ「渡る世間は(水原)一平ばかり!」スペシャルインタビュー

  3. 3

    阪神からの戦力外通告「全内幕」…四方八方から《辞めた方が身のためや》と現役続行を反対された

  4. 4

    キムタク一家の妹Kōki,は映画主演の裏で…フルート奏者の姉Cocomiの話題作りと現在

  5. 5

    かんぽ生命×第一生命HD 人生設計に大切な保険を扱う大手2社を比較

  1. 6

    米田哲也が万引きで逮捕!殿堂入りレジェンド350勝投手の悲しい近況…《苦しい生活を送っていたのは確か》

  2. 7

    イスラエルにあなたの年金が流れていく…厚労省「ジェノサイド加担投資」引き揚げ“断固拒否”の不可解

  3. 8

    坂本花織の世界選手権66年ぶり4連覇に立ちはだかる…国際スケート連盟の「反トランプ感情」

  4. 9

    カーリング日本女子が到底真似できない中国の「トンデモ強化策」…世界選手権では明暗クッキリ

  5. 10

    公表された重点施策で露呈…JR東海の株価低迷と時代遅れの収益構造