巨人阿部監督をブルペン5球で“退散”させたドラ1新人西舘勇陽に他球団007も要警戒マーク

公開日: 更新日:

 その最速155キロ右腕は、新人合同自主トレを通じて初めて捕手を座らせ、ストレートを中心にカットボール、カーブ、スライダー、フォークを計26球。捕手は岸田、大城卓、山瀬の3人が交代で務めた。岸田が「クイックは(打者が)タイミングを取りにくそう」と言えば、山瀬も「左打者に食い込むカット(ボール)がめちゃくちゃいい」と太鼓判を押した。

 セ・リーグのライバル球団も警戒を強めた。初日は阪神広島中日のスコアラーが視察。そのうちのひとりは、「あのクイックはタイミングを合わせるのが難しそう。カットボールがいいと聞いていたが、カーブもいい。パワー系というか、右打者が(自分に)向かってくると感じる軌道で厄介」と要注意マークをつけていた。

 さるチーム関係者によれば、「西舘は人見知りだから、これから環境や周囲に慣れてくれば、もっと実力を発揮し始めるはず」と言うから、まだまだ“伸びしろ”はあるということ。

 初日のキャンプ採点を「選手は120点」と満足そうだった新指揮官とともに好発進となったようだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    三浦大知に続き「いきものがかり」もチケット売れないと"告白"…有名アーティストでも厳しい現状

  2. 2

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  3. 3

    サザン桑田佳祐の食道がん闘病秘話と今も語り継がれる「いとしのユウコ」伝説

  4. 4

    松嶋菜々子の“黒歴史”が石橋貴明セクハラ発覚で発掘される不憫…「完全にもらい事故」の二次被害

  5. 5

    NiziU再始動の最大戦略は「ビジュ変」…大幅バージョンアップの“逆輸入”和製K-POPで韓国ブレークなるか?

  1. 6

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  2. 7

    下半身醜聞の川﨑春花に新展開! 突然の復帰発表に《メジャー予選会出場への打算》と痛烈パンチ

  3. 8

    モー娘。「裏アカ」内紛劇でアイドルビジネスの限界露呈か…デジタルネイティブ世代を管理する難しさ

  4. 9

    伸び悩む巨人若手の尻に火をつける“劇薬”の効能…秋広優人は「停滞」、浅野翔吾は「元気なし」

  5. 10

    小松菜奈&見上愛「区別がつかない説」についに終止符!2人の違いは鼻ピアスだった