横綱照ノ富士「手負いの怒髪天」に対戦力士は戦々恐々…キレると発動する乱暴相撲

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 10日の初日に対戦する錦木も、先場所で痛い目を見たばかり。寄り切りで敗れた直後、立ち合いで極められた左腕を気にする仕草をしていた。

 ただでさえ、照ノ富士は頭に血が上ると荒っぽい相撲になる。その象徴とも言えるのが、先場所9日目の翔猿戦だ。

 立ち合いで翔猿の張り手が目に当たり、さらにバクダンを抱える左足に蹴手繰りを飛ばされると、傍目にもそれとわかる大激怒。それまでとは一転して張り手、ノド輪と怒髪天の猛攻を見せ、最後は寄り切った後のダメ押し。土俵下に落ちた翔猿を睨み続けた。取組後も怒りは収まらず、通路にあるモニターで映像を確認すると、机をドン!と叩いて「ああ!」とうめき声にも似た叫びを発していた。

 横綱である以上、序盤で負けが込めば、ファンや関係者から「そろそろ休場か」という目で見られるのは避けられない。そうなれば、いよいよなりふり構わなくなるだろう。力士一同、戦々恐々だ。

  ◇  ◇  ◇

関連記事【もっと読む】…では、八角理事長と芝田山広報部長の元横綱2人が「満身創痍」で一人横綱として土俵に立ち続ける照ノ富士について、率直な感想を激白している。大相撲ファンは必読だ。

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