ドジャース山本由伸にメジャーの洗礼…オープン戦最終登板で5回途中4失点KO
ドジャース・山本由伸(25)が日本時間14日、アリゾナ州グレンデールでマリナーズとのオープン戦に登板。オープン戦最後のマウンドは4回3分の2を8安打4失点、1四球、7奪三振だった。
先頭クロフォードを外角低めの直球で見逃し三振に仕留めるなど3者連続三振を奪う上々の立ち上がり。その後も走者を背負いながらも要所を締めて、つけ入る隙を与えない。
四回、4連打で2点の先制を許しながらも、後続を外野フライに打ち取って最少失点で切り抜けたが、5イニング目に乱れた。
この回、先頭のクロフォードに左前打を許すと、続くロドリゲスにカウント2-2からピッチクロック違反。オープン戦とはいえ、痛恨のミスを犯して動揺したのだろう。2安打と暴投で2点の追加を許し、ハニガーを二ゴロに打ち取ったところで、ロバーツ監督から交代を告げられた。
オープン戦は3試合9回3分の2に登板して、防御率8.38。20日からのパドレスとの開幕シリーズ第2戦(21日)で登板するが、メジャーデビューに向けて課題と不安を残した。