高校No.1捕手・健大高崎の箱山遥人を見る「プロスカウトの目」
13日、春の選抜の甲子園練習が5年ぶりに復活。高校ナンバーワン捕手の呼び声が高い健大高崎の主将兼捕手・箱山遥人(2年)が聖地の土を踏んだ。
遠投100メートル、二塁送球1.8秒台の強肩に加え、高校通算28本塁打の強打もウリ。2年春から4番を任されている。
東京出身の箱山は、江戸川中央シニア時代に全国大会でベスト4入り。兄は聖光学院(福島)で2019年夏に甲子園出場している。
「身体能力が高く、逆立ちで塁間を移動することもできる。強肩で二塁送球は低い球筋でスッと伸びる。打撃も広角に打てますから、今大会から導入される低反発バットも苦にしないでしょう。1年時から先輩投手にも物おじせず、意見を言える。大舞台の経験が少ない1年生の主戦投手をしっかりとリードできると思います」(パ球団スカウト)
健大高崎の下馬評は高い。春夏通じて最高成績はベスト4だが、今大会の結果次第ではドラフト1位候補に躍り出るかもしれない。
◇ ◇ ◇
今大会から「低反発バット」が導入される。それでは、これまで使っていた「旧基準バット」の在庫はどうなるのか。各メーカーに問い合わせると、意外な反応が返ってきた。
関連記事【旧基準バット】…も要チェックだ。