狙われた大谷の金銭感覚…「カネは両親が管理」「溜まっていく一方」だった無頓着ぶり

公開日: 更新日:

 ドジャース大谷翔平(29)の元通訳・水原一平氏(39)が違法賭博で少なくとも約6億7500万円もの借金を負い、大谷名義の銀行口座から胴元に送金していたことが発覚。大谷の顧問弁護士は水原氏による窃盗を主張しているが、大谷にしても自分の口座の残高が7億円減っていても気付かないことがあるのかどうか――。(【前編】からつづく)

  ◇  ◇  ◇

「そもそも大谷はカネに無頓着です」と、日本ハムOBがこう言う。

「プロ入り当初は両親がおカネを管理していたようです。契約金や年俸はもちろん、少なくとも3、4年目くらいまでは毎月いくらという感じで、決まった金額が大谷の口座に振り込まれていたといいます。で、確定申告用に、大谷が飲食代、タクシー代、洋服代などの領収書を両親に送り返していたのですが、中でもコンビニのものが多かったくらいで、遊びに出歩くわけじゃない。使うどころか、活躍した際の監督賞などでときには数十万円の振り込みがあったりして、口座の残高はむしろ増える一方だったとも。スポーツ紙に月々1万円生活と書かれたこともあった。大谷は自分の口座の残高を気にする必要がなかったかもしれません」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…