ドジャース大谷“違法賭博スキャンダル”で露呈した「体の大きな野球少年」の欠陥
大谷は高校時代(岩手の花巻東高)も寮生活だった。つまり10代半ばから23歳で渡米するまで下界とは“遮断”されたような寮で、ひたすら野球に打ち込んできた。そして渡米して以降は身の回りのことも含めて水原一平元通訳にオンブにダッコだった。「野球少年」がそのままトシを重ねたわけで、
「趣味や好きなことがあるわけでなく、大金を使うこともない。というか使う必要がない。カネに無頓着だし、自分の口座から7億円なくなったことに気付かなくても不思議じゃない」
とは前出の関係者だ。
野球しかしていなかったがゆえに、メジャーで本塁打王のタイトルや2度のMVPを獲得するような選手になったのだろうが、その一方で「体の大きな野球少年」は違法賭博スキャンダルに巻き込まれた大きな原因にもなった。
大谷は会見で水原元通訳を「ウソつき」と看破したものの、違法賭博スキャンダルが表面化するまでその「ウソつき」に全幅の信頼を寄せていたのはだれあろう大谷だ。
米紙「ロサンゼルス・タイムズ」のディラン・ヘルナンデス氏はコラムでこう書いている。