元通訳・水原一平氏のクビが大谷翔平にもたらした「メリットとデメリット」
水原一平元通訳(39)の違法賭博スキャンダルで揺れる大谷翔平(29=ドジャース)が、日本時間27日の古巣エンゼルス戦で2タコ、13打席連続無安打で新天地でのオープン戦を終えた。
これまでキャッチボールなどの練習相手はもちろん、対戦相手の分析の手伝いや身の回りの世話など日々の雑用までこなしていた通訳がクビに。新たに臨時通訳として編成部選手育成・能力開発主任のウィル・アイアトン氏(35)が就任した。前田健太(現タイガース)の元通訳だったアイアトン氏は大谷の会見に同席、その直後に術後初めてキャッチボールを行った際には動画を撮影するなど、早くも代役をこなしているが、勝手知ったる水原氏のようにかゆいところにまで手が届くわけではないだろう。
真美子夫人(27)という伴侶を得た。身の回りのことはともかく、水原元通訳がいることでグラウンド内では野球に集中できたこれまでとは状況が一変した。
ドジャースのロバーツ監督は、違法賭博問題が浮上して以降の大谷について、「ここ数日間でチームメートとより積極的にコミュニケーションを図るようになった」と話している。