DeNAドラ1度会隆輝がプロ初本塁打のド派手デビュー! 常に底抜けに明るく振る舞う理由

公開日: 更新日:

 いきなりの大暴れだ。

 DeNAドラフト1位・度会隆輝(21=ENEOS)が29日の広島戦に「1番・右翼」でスタメン出場。0-3で迎えた三回1死一、二塁の場面で九里の初球スライダーを一閃、右翼席に同点3ランを叩き込んだ。これがプロ初安打となった黄金新人の活躍で、チームは5年ぶりの開幕戦勝利を挙げた。

 お立ち台で「最高です!アイラブ・ヨコハマ!」と絶叫した度会は、オープン戦で首位打者を獲得した持ち前のバットコントロールと明るさ、そしていきなりの大仕事をやってのけるスター性でチームのムードをアゲアゲにしている。

 一方で、チーム内外で今後の課題とされているのが、新人選手の多くが直面する体力面だ。

 プロ野球は高校、社会人とは違い、年間を通して試合に出続ける必要がある。キャンプ中、プロの練習をこなしながら、マスコミの注目も集めた度会にチーム関係者が「疲れてないか」と尋ねると、「明るく振る舞っていると、元気が出てくるんです」と笑顔で話していたという。ポジティブな性格で、ベンチでも大声で味方を鼓舞するものの、オーバーワークによる故障を避けるためにも、今後は疲労との兼ね合いが重要になる。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…