DeNAドラ1度会隆輝がプロ初本塁打のド派手デビュー! 常に底抜けに明るく振る舞う理由
いきなりの大暴れだ。
DeNAのドラフト1位・度会隆輝(21=ENEOS)が29日の広島戦に「1番・右翼」でスタメン出場。0-3で迎えた三回1死一、二塁の場面で九里の初球スライダーを一閃、右翼席に同点3ランを叩き込んだ。これがプロ初安打となった黄金新人の活躍で、チームは5年ぶりの開幕戦勝利を挙げた。
お立ち台で「最高です!アイラブ・ヨコハマ!」と絶叫した度会は、オープン戦で首位打者を獲得した持ち前のバットコントロールと明るさ、そしていきなりの大仕事をやってのけるスター性でチームのムードをアゲアゲにしている。
一方で、チーム内外で今後の課題とされているのが、新人選手の多くが直面する体力面だ。
プロ野球は高校、社会人とは違い、年間を通して試合に出続ける必要がある。キャンプ中、プロの練習をこなしながら、マスコミの注目も集めた度会にチーム関係者が「疲れてないか」と尋ねると、「明るく振る舞っていると、元気が出てくるんです」と笑顔で話していたという。ポジティブな性格で、ベンチでも大声で味方を鼓舞するものの、オーバーワークによる故障を避けるためにも、今後は疲労との兼ね合いが重要になる。